iPhone SDKで、iPod touchでいろいろ試せると期待していたのですが、実機に接続する為にはiPhone Developer Programに登録する必要があったり、登録を申し込んだとしても、それがいつ受理されるのか全く分からずという状況のようなので、ついにjailbreakを決意しました。
iPhone/iPod touchのjailbreakも様々な有志の方々のおかげで、現時点では非常にお手軽に実行できるようになりました。Safariで直接アクセスするサイト(TIFF exploit)やtouchFree、iJailbreakなどがありますが、v1.1.4のファームウェアへの適用を考えた時に、一番簡単そうなZiPhoneを選びました。
使用したZiPhoneのバージョンはv3.0で、ZiPhoneのサイトにある「Click here to Download ZiPhone」と言うリンクを辿りダウンロードしました。ダウンロードページにたどり着くと
このようなページが現れ、上の画像をクリックするとWindows用が、下の画像をクリックするとMac用がダウンロード出来る様です。今回は、Windows XPの環境で作業を行いましたので、ZiPhoneは上の画像からダウンロードしました。
ZiPhoneを起動すると次のようなウィンドウが現れますので、
左側のActionsの中からJailbreak (iPod is also supported)というボタンを押して実行します。注意書きとして、Blucher.zipと言うファイルがZiPhoneのフォルダに入っていると、その中のファイルも一緒にインストールされると書かれていますが、特に必要性を感じなかったので、何もしませんでした。また、iTunesも走っている必要があるようですので、iPod touchをPCに接続して、はやる気持ちを抑えながら同期作業が完了するのを待ちました。iTunesが何もしていない待機状態になったのを確認し、いよいよJailbreakのボタンを押します。
するとiPod touchは画面がUNIXのコンソールのようになり、なにやら処理が流れていきます。また、ZiPhoneの方は、進行状況を確認する為に、Output Logの表示をするようにしました。(とは言え、進行している雰囲気は分かっても、一行一句、何をやっているかが分かる訳ではないですが)
作業進行中はこのような画面になるのですが、
一分半ぐらいで作業が完了し、iPod touchの画面で文字が流れていくのは正常なことだと言っているので、作業が完了するのをしばらく待ちます。また、iTunesの方も
と言うダイアログが出るのですが、jailbreakが完了するまでは触らないようにしました。
最後に次のような画面になり、jailbreakが完了しました。
手順としては、ZiPhoneをダウンロードして、Jailbreakボタンを押すだけの非常に単純なものでしたが、場合によってはiPod touchを再起不能にしかねない作業でしたので、非常に緊張しました。何はともあれ、無事に完了して、Installerが画面に出ているのを確認し一安心しました。
2008年4月29日火曜日
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